目次
第1部 自意識と他者(最初の課題―文学批判からの出発;小説から批評へ―小説の言葉、批評の方法;思想と人間―ドストエーフスキイ論とトルストイ論争;歴史と文学―その根源にあるもの;自意識と他者―ドストエーフスキイ研究の意味)
第2部 超越と言葉(方法としての古典―『無常といふ事』と『本居宣長』;換骨される典拠―『本居宣長』の材源と論理;神話と言語―カッシーラーの著作を手がかりとして;超越と言葉―日本的なものの結晶化と溶解;言霊とは何か―言葉の表現性をめぐって)
付論 方法としての文体―佐藤春夫の方法、太宰治の文体
著者等紹介
権田和士[ゴンダカズヒト]
1964年、群馬県生まれ。金沢大学文学部卒。東京大学大学院人文社会系研究科満期退学。現在、群馬県立女子大学文学部教授。専門は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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