内容説明
焼肉、ホルモン、てっちり、串カツ、おでん、肉吸い、きつねうどん。鮨に箱寿司、鰻に鯨、洋食、いか焼き、お好み焼き。昼は喫茶でコーヒー、ドーナツ、夜は居酒屋、燗酒にアテ、その後バーでカクテルを。飲み食い世界一の大阪、ど真ん中の店と街・厳選67話。街の達人によるエッセイ・ガイド。
目次
キタ(大阪一とり平本店―焼鳥・新梅田食道街;樽・金盃―居酒屋・新梅田食道街 ほか)
船場(阿み彦―鰻・北浜;むらさき―鯨・江戸堀 ほか)
ザ・大阪のうまいもん実況中継(焼肉~空 鶴橋総本店―鶴橋;てっちり~浜藤―黒門市場 ほか)
ミナミ(バー・ヘミングウェイ―スペインバル・鰻谷;バー・プレゴ―バー・鰻谷 ほか)
大阪その他(白雪温酒場―居酒屋・九条;岡室酒店直売所―立ち呑み・京橋 ほか)
著者等紹介
江弘毅[コウヒロキ]
1958年岸和田市生まれ。雑誌『ミーツ・リージョナル』編集長(1993~2005年)を経て、編集集団140B取締役編集責任者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Shoji
56
大阪の食べ物は本当に美味しいのか。今や、日本で一番、いや世界で一番食べ物が美味しい町は紛れもなく東京である。世界中の美味しい物が集まっている。そして食べることができる。果たしてそれは本当の美味しさなのか。言わせてもらうが、経済活動の集積地であり、流通の発達がそうさせているだけである。で、大阪。何から何まで旨い!!。ダシの文化だから。基本がしっかりしているのである。素肌感覚で旨いのだ!!。その辺の食べ物が普通においしいのだ。これはもう、大阪人しか分からぬ感覚かもしれぬ。大阪食道楽ラブな一冊。2018/05/11
チェアー
14
店の選択は筆者の主観であるが、「いっとかなあかん」店があるのはわかる。いっとかなあかん店は、自分が通って、その店の時間や空気を共に体験した店ということだろう。それなら、私にも少しはある。そんな店こそ、今日も「いっとかなあかん店」なんやろ。2017/05/06
チョビ
6
著者のいく飲食店を始めとする大阪のお店紹介。結構スタンダードなんですが、もしかしてエルマガさん本の読みすぎ?になってるんでしょうか?よって、この自信満々な語り口がおすきな方にオススメ!!!2017/09/05
hayatama
5
街場の達人、江さんの新著。あたしはお酒を飲まないヒト(飲めない)なんだけど、江さんの本を読んでるときだけ、なんかもったいないなぁ、と思ってしまう。(ふだんは全く思わない。)で、江さんが愛してやまないからこそ「江さんにとって」いい店の数々。もちろん、江さんに「センパイ」として連れて行ってもらえれば言うことないんだろうけど、その中でも知ってるお店には、思わず惹きつけられてしまう。江さんの飲み食いエッセイは何回読んでも食欲増進効果が衰えませんなぁ。2017/03/15
jetcity
4
どの店も美味しそうに見えるのがヤバい。2017/04/16