出版社内容情報
高音質の衛星デジタル・ラジオ「ミュージックバード」でカルト的な人気を誇る「片山杜秀のパンドラの箱」、2010年4月〜2011年2月に放送された10本を収録。
『未完のファシズム』(新潮選書、2012、司馬遼太郎賞受賞)、『国の死に方』(新潮新書、2012)で日本の言論界を席捲した「片山史観」が、たくまずして現代の音楽を語る絶妙の批評となり、軽妙な調子にのせて、面白さ・鋭さ・破壊力倍増で語られます。あっと驚く選曲の意味が最後にわかる「落ち」の面白さも魅力のひとつ。痛快トーク60分×10本をお楽しみあれ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かみのけモツレク
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タイトルはミイラと靖国にしてもよかったのでは2016/07/19
Doughnut
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ラジオ起こしのせいかややまとまりに欠ける。それはそれでとしての示唆のプロセス2015/09/29
hiratax
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片山杜秀は、あまりない字面なので名前だけは知っていたが内容に触れることはなかった。紹介する音楽や作家に触れたくなる。文化の触発を促す人物である。でも30歳を過ぎてから出会うべくして出会った人なのかなとも。2014/02/11
であげるべ
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一般的に日本ウヨク思想の典型として批判されてるのを「いや実際はさほどバカなこと言ってるわけでもないんですよ」とか言って擁護することが多い。2013/11/29
ニールキャサディ
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どの章も片山節全開で面白い。特に、三島由紀夫と海上保安官、力士とヤクザと紅衛兵、リビアと永井荷風の文章が秀逸で、一見なんの関係も無さそうなものを結びつけて論じる手際はさすがとしか言いようがない。2020/02/02
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