叢書ビブリオムジカ<br> デオダ・ド・セヴラック―南仏の風、郷愁の音画

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叢書ビブリオムジカ
デオダ・ド・セヴラック―南仏の風、郷愁の音画

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  • サイズ A5判/ページ数 188,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784903951461
  • NDC分類 762.35
  • Cコード C1073

内容説明

デオダ・ド・セヴラック(1872‐1921)は19世紀から20世紀への時代の転換期に、フランス楽壇の中心であるパリから距離を置き、南仏を拠点に活躍した作曲家。「地域主義」ともよばれる独自の創作美学を標榜・実践し、ピアノ曲『ラングドックにて』をはじめとする珠玉の作品は、師ダンディをはじめ、ラヴェルやドビュッシーも絶賛した。舘野泉をはじめ、その作品に魅せられたピアニストは数多い。フランス近現代音楽および現代思想を研究する著者が、セヴラックの思想や作品の投げかける現代へのメッセージを読み解く本邦初の伝記。巻末に作品表、年譜、ディスコグラフィを付した。

著者等紹介

椎名亮輔[シイナリョウスケ]
1960年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。パリ第8大学音楽学部博士準備課程をへて、ニース大学文学部哲学科博士課程修了。哲学博士取得。東京大学助手、パリ第3大学講師、リール第3大学講師をへて、現在は同志社女子大学音楽学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

汲平

0
セヴラックはチッコリーニの弾く3枚組を愛聴しています。日本ではそれほど知名度の高くない作曲家なので、こうした書籍が出ること自体ありがたく思います。ドビュッシーの「いい香りがする」という一言で思われているような田舎の作曲家ではない。なるほどそれは分かった。ただ、文章に魅力がなく、読んでいてとても退屈した。とても残念。2017/08/11

むっち

0
まだまだ知りたいことだらけ。2017/04/02

LAZIC

0
セヴラックの音楽はとても美しい。2012/06/15

sakase

0
ドビッシーやラヴェルも絶賛したというセヴラック。聞いてみたいです。筆者の研究は前半の文献さらに後半のギヨー先生訪問、生家訪問と続き興味深かったです。2012/03/17

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