内容説明
辻井伸行とハオチェン・チャンが優勝した2009年。その全ドラマと1200人のボランティアが支える舞台裏を熱くドキュメントする。
目次
序章 ドラマの幕は開く
第1章 第13回クライバーン・コンクールの幕開け
第2章 クライバーン・コンクールとは
第3章 予選
第4章 クライバーン・コンクールを支えるコミュニティと人びと
第5章 準本選
第6章 クライバーン・コンクールの舞台裏
第7章 本選
終わりに クライバーン・コンクールのもつ意味
著者等紹介
吉原真里[ヨシハラマリ]
1968年ニューヨーク生まれ。東京大学教養学部卒、米国ブラウン大学博士号取得。ハワイ大学アメリカ研究学部教授。専門は、アメリカ文化史、アメリカ=アジア関係史、ジェンダー研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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るるぴん
0
辻井伸行さんが優勝した年のコンクールの様子を取材した本。ソロピアニストとして活躍することの難しさが良くわかった。審査員や指揮者、コンクールの参加者のインタビューは、なかなか含蓄もあり良かった。文章も独りよがりではなく、わかりやすい言葉で綴られており、読みやすかった。2016/07/13
kozawa
0
辻井さん受賞の回を受賞前から追っかけていたらしき本。コンクールの模様が好印象で良く伝わってくる。といっても同書読む前には同コンクールも近年のクライバーン本人にもあんまいい印象なかったんだけどね・・・、今感想を聞かれると微妙。でも本が悪いわけではない。2010/08/25