イケアの挑戦 創業者（イングヴァル・カンプラード）は語る

トーレクル，バッティル【著】〈Ｔｏｒｅｋｕｌｌ，Ｂｅｒｔｉｌ〉/楠野 透子【訳】

ノルディック出版（2008/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 479p／高さ 19cm
• 商品コード 9784903926018
• NDC分類 673.7
• Cコード C0034

内容説明

北欧の家具王カンプラードは、スウェーデンの片田舎の森深い農家に生まれた。五歳から商売を始め、一七歳にして通販会社を設立。その後、一介の家具商人として格安家具を売ることにより、ついには世界で第四番目の富豪となった。少年時代の性格形成に大きな影響を与えた石ころの農地や家族の肖像、時代的背景などをも踏まえ、カンプラードを類いまれな地位に押し上げたものは何か、今を生きる我々日本人にとってのサジェスチョンは何かを読む。

目次

第１部　一人の移民と彼の息子　一八九四年から一九四三年
第２部　頭角を現した起業家　一九四三年から一九五三年
第３部　やっかいな資本家　一九五三年から一九七三年
第４部　出移民　一九七三年以降
第５部　転換期のリーダーシップ
第６部　大いなる飛躍　市場のほとんどは手つかずのままだ！
第７部　イングヴァル・カンプラードとは？イケアとは？
ある家具商人の書
イングヴァル・カンプラードとイケアの主要年史
国ごとのイケア店舗（二〇〇六年現在）

著者等紹介

トーレクル，バッティル［トーレクル，バッティル］［Ｔｏｒｅｋｕｌｌ，Ｂｅｒｔｉｌ］
スウェーデンで著名な作家、ジャーナリスト。日刊紙「スヴェンスカ・ダーグブラーデット」（ＳｖＤ）、「週刊ビジネス」（Ｖｅｃｋａｎｓ　Ａｆｆ¨ａｒｅｒ）などの編集長を務める。日刊紙「今日の産業」（Ｄａｇｅｎｓ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉ）などを創刊。ビジネス関連その他、著書多数

楠野透子［クスノトオコ］
１９９５年よりスウェーデン、ストックホルムに在住。フリーランサー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たこ焼き]

商売というのはいかに安くほしがっているお客様に商品を提供できるかがポイント。従業員がお金を無駄にするとお客様に跳ね返ってくることを忘れてはならない。くだけることが率直な意見交換の上で最も重要。競合先によるネガティブキャンペーンはむしろ自分たちがやっていることが顧客にとって正しいことの証拠となりうる。長い契約は改善につながる。製造側の視点があることで調達先との減額交渉は効果的になる。社会的責任を負うものは自分の役割以上のことを先を見越して行動する。雨が降っている時に安く傘を売り、降っていないときは高く売る

2024/11/05

[あなたの弟]

ちょっと長かったけど、なかなか面白かった！★2

2013/08/08

[Yutsuki]

イケアの事、今の店舗のスタイルが少しわかりました。

[halfpint]

（いちばんおもしろい）

2017/02/18

[なおり]

面白いけど、原文がもともとこうなのか、翻訳のせいか、文章がぶつぎれで読みにくい。

2014/01/29