内容説明
ひと粒のあわもひえも、ひと切れの肉も魚も、みんな命。だれかの命をもらって生きている、いかされている。そう気づいたとき、人はもっとやさしくなれる。他者に、大地に、自分自身にも。先住民族アイヌの深い知恵に学ぶ、命と魂の物語。
著者等紹介
寮美千子[リョウミチコ]
1955年、東京生まれ。2006年より奈良市在住。1986年、毎日童話新人賞受賞。2005年、泉鏡花文化賞受賞。童話から小説まで幅広く活躍
小林敏也[コバヤシトシヤ]
1947年、静岡県に生まれる。1970年、東京芸術大学工芸科卒業。イラストレーションのみならず、グラフィックや印刷技術を視野に入れた斬新な絵本づくりの先駆者として、高く評価されている。ライフワークである「画本宮沢賢治」シリーズ(パロル舎)は、1984年に「どんぐりと山猫」を刊行以来、すでに15冊を数え、2003年、第13回宮沢賢治賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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