京都で考えた

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  • サイズ B6判/ページ数 128p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903908991
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

答えはいつもふたつある。

吉田篤弘が、京都の街を歩きながら
「本当にそうか?」と考えたこと。

ミシマ社創業十周年記念企画

この街で考えたことを、これまでに何冊かの本に書いてきた。ただ、それらのほとんどは小説だったので、物語のどの部分が京都で考えたことであるかは判らない。いまこうして書き始めたこの本は小説ではなく、京都で考えたことをありのままに書こうという本である。――本文より

【著者情報】

吉田篤弘(よしだ・あつひろ)

1962年東京生まれ。作家。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行っている。著書に『つむじ風食堂の夜』『それからはスープのことばかり考えて暮らした』『レインコートを着た犬』『モナ・リザの背中』『電氣ホテル』『ソラシド』『台所のラジオ』『遠くの街に犬の吠える』など多数。

【目次】

I 怪物と忘却
見えない目次
バオローテイ
円卓の騎士
チェシャネコの笑い
地球の外から来た友人

II ふたつの怪物
なぜ、地球は回っているのか
答えはいつもふたつある
圏外へ
ひそやかな水の力
冬のスパイ

III 中庭の怪物
剥製工場
読まない測量師
言葉の森
本当のこと

スリンク――掌編小説

あとがき

内容説明

答えはいつもふたつある。京都の街を歩きながら「本当にそうか?」と考えたこと―。

目次

1 怪物と忘却(見えない目次;バオローテイ;円卓の騎士;チェシャ猫の笑い;地球の外から来た友人)
2 ふたつの怪物(なぜ、地球は回っているのか;答えはいつもふたつある;圏外へ;ひそやかな水の力;冬のスパイ)
3 中庭の怪物(剥製工場;読まない測量師;言葉の森;本当のこと;スリンク―掌編小説)

著者等紹介

吉田篤弘[ヨシダアツヒロ]
1962年東京生まれ。作家。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

141
旅のおともはこの子にしようとずっと決めていた。とりとめもなく考えて、"あたりまえ"とされてることも改めて自分で考えて、立ち止まって生きていくということ。決めつけって自分では意識してなくて、慌ただしくしていると"無駄"だと切り捨ててしまっている。ひとつひとつ丁寧にそれを拾いあげて自分の目でみつめて判断したい。そう思わせてくれるような本。吉田さんは本当にやさしいひとなんだろうなぁ。2020/11/28

ちゃちゃ

113
なぜ京都なのだろう。京都に生まれ育った私には、実はよくわからない。それは贅沢というもの…なんてお叱りの言葉を頂戴しそうだが。学生時代、友人との待ち合わせ場所は四条河原町の本屋。休日は神社仏閣を訪ね歩き、歩き疲れたら喫茶店で本を開く。それが日常だった。平安の昔から継承された伝統文化が其処此処に息づき、碁盤の目のような道は歩いても迷わない。街を歩くことと考えること。時の流れの中で忘れられてゆくものや消えてゆくものの価値を見極め、それでいいのかと考える。それを促すゆるやかな場所と時間が京都にはあるのかもしれない2022/04/30

シナモン

110
自分の生活圏から出なければ見えてこないものもある。今いるところから外に出ていくことーそれがつまり考えるということ。歳を重ねて腰は重くなる一方だけど「考える」ことを忘れずにいたい。ひとりでふらりと京都に行きたくなった。2024/06/20

アキ

82
京都ミシマ社らしい、肩の力が抜けたクラフト・エヴィング商會吉田篤弘のエッセイ。ぶらりと京都にやって来て、あてどなく歩きながら考える。本・街・考える・のつながりを京都で感じるって素敵だな。本は過去から届く誰かの声だが、書いてる側からすると未来に向けて声を届ける、本とは「不思議の国のアリス」のチェシャ猫の笑いのように異界が口を開けてるような世界なのかも。そして大徳寺あたりを歩いていると、いにしえの時間がそのままに残されているかのように感じられる。そんな取り留めのない考えの行く先が思いもかけず、そして楽しめる。2020/04/10

けんとまん1007

72
京都。それだけで、想像が広がる言葉であり、街でもある。街というのがいいのか、土地というのがいいのかはある。古くからの暮らしが、今も生きている貴重な街だと思う。いろいろ、想いを馳せたくなる街。これまでの吉田ワールドのキーワードがちりばめられているのがいい。2020/05/22

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