健やかに老いるための時間老年学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784903908526
  • NDC分類 491.3
  • Cコード C0047

出版社内容情報

●トップ
認知症、がん、生活習慣病……
「生体リズム」を取り戻せば、予防できる!
超高齢社会を生きるすべての人へ――
時間医学の第一人者が贈る、読む処方箋。

●内容
古来、時間は私たちのからだの中に、生体リズムとして存在していた。
進化の過程で、私たちは時間を利用して健康を維持し、老・病・死を支配するようになったかに見えた。
しかし……認知症をはじめとする人の老いは、“生体リズムの老い”によってもたらされることが、近年の研究からわかってきている。

健康を維持し、老いのスピードを整え、病を予防し、健やかな長寿を得るために――。
「生体リズムを整える方法」を説いた、医学読み物。

ロングセラーとなった前著『病気にならないための時間医学』から6年。
60万人以上の患者を診てきた著者が綴る、新しい医学・時間老年学。

●目次
はじめに 
第一章 時間とは何か
第二章 時間と宇宙
第三章 生体時計が時間と寿命を支配する
第四章 生体時計も老化する
第五章 不老長寿と食のリズム
第六章 人はなぜ老いるのか
第七章 生体リズムが壊れてしまった大都会の住人
第八章 大都会でこそ必要とされる時間医学
第九章 生体リズムが生命の質を支える
第十章 健康セルフケアの町をつくる
おわりに 

●プロフィール
1948年、愛媛県伊予三島市生まれ。九州大学医学部卒業。九州大学温泉治療学研究所助手、高知医科大学老年病学教室助手を経て、1998年より、東京女子医科大学東医療センター内科教授、2008年より、東京女子医科大学東医療センター病院長。2013年3月に定年にて退任。2013年4月より、東京女子医科大学名誉教授。時間医学老年総合内科 (寄附臨床研究部門) を主催。医学博士。時間医学・老年医学が専門。時間医学とフィールド医学の融合を求めている。日本循環器学会認定循環器専門医。日本老年医学会指導医。日本高血圧学会指導医。日本自律神経学会常任理事。米国ミネソタ大学Halberg Chronobiology Centerの名誉研究員。
著作に『病気にならないための時間医学-〈生体時計の神秘〉を科学する』 (ミシマ社)、『100歳を可能にする時間医学-老化と寿命の謎を解く』 (NTT出版)、『体内時計の謎に迫る~体をまもる生体のリズム~』(技術評論社)、『「時計遺伝子」の力をもっと活かす!がん、うつ、メタボも防ぐ、体内の「見張り番」』(小学館101新書)、『時間内科学』(中山書店)など。

内容説明

認知症、がん、生活習慣病…「生体リズム」を取り戻せば、予防できる!時間医学の第一人者が贈る、読む処方箋。

目次

第1章 時間とは何か
第2章 時間と宇宙
第3章 生体時計が時間と寿命を支配する
第4章 生体時計も老化する
第5章 不老長寿と食のリズム
第6章 人はなぜ老いるのか
第7章 生体リズムが壊れてしまった大都会の住人
第8章 大都会でこそ必要とされる時間医学
第9章 生体リズムが生命の質を支える
第10章 健康セルフケアの町をつくる

著者等紹介

大塚邦明[オオツカクニアキ]
東京女子医科大学名誉教授。1948年、愛媛県伊予三島市生まれ。九州大学医学部卒業。九州大学温泉治療学研究所助手、高知医科大学老年病学教室助手を経て、1998年より、東京女子医科大学東医療センター内科教授、2008年より、東京女子医科大学東医療センター病院長。2013年3月に定年にて退任。2013年4月より、東京女子医科大学名誉教授。時間医学老年総合内科(寄附臨床研究部門)を主催。医学博士。時間医学・老年医学が専門。時間医学とフィールド医学の融合を求めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

9
時間はどのような年齢、立場、過去を持つ人にとっても平等に流れる。しかし、その平等な時間も、どのように感じるのかには個人差がある。実際に流れている時間よりも時間が早く流れているかのように感じるということは、それだけ充実した時を過ごしているということである。2014/07/14

讃壽鐵朗

3
時間遺伝子に関連する事実は、実に面白い2017/05/13

nizimasu

3
時間というのはきっちりしているようでいて、自在に変化する。ましてや人間にとって加齢というのはその最たるものだ。医師である大塚さんによる老人のすすめは、ここでも中庸的な生活を提唱する。なんだか楽しく生きることが一番の薬であるというのは古今東西人類の共通の幸福観なのかと思った次第です。キケロや荘子、ショーペンハワーまで飛び出しますが決して難しくないです2014/10/21

ブルーハート

1
本書によると、人間の全うしうる天寿は110から120歳くらいだそうだ。医者である筆者は、生体時計という観点から病気や老化を述べていく。老化に伴い生体時計も衰えていくらしい。2017/05/15

hisakodosu

1
ミシマ社の本で病気にならないための時間医学に続きです。睡眠とか規則正しく粗食でとかなるほどと思うことばかり。警察官とか看護師さんのような安全とか健康を守る本人が三交代で時間軸がみだされて健やかな老後が送れないのは不条理。2015/08/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8056312
  • ご注意事項

最近チェックした商品