内容説明
ちょっとだけと思って来た日本、未来の夫ヒロシとの出会い、3カ月で結婚、しかし…。慣れない日本での生活につのる不満をすべて夫にぶつけた結果、わが家の闘争の幕が切って落とされた!憧れの日本にやって来た韓国人ミリャンが綴る、容赦なき日常!!どこか憎めぬ凸凹国際カップルの日々を描いた、コミカル・エッセイ。
目次
1 怒濤の新婚一年目
2 “少食”な日本人、“大食い”な韓国人?
3 日本のここが不思議です
4 いい大学さえ入れば人生幸せ!?
5 男は兵役、女は整形
6 ミリャンのルーツ
7 闘争は続くよどこまでも…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パグ犬
17
韓国育ちの著者が、日本人男性と結婚し、日本で生活する中で驚いたことなどを面白く解説。韓国の受験や整形事情など、話題になっているような事柄についても、ストレートに語っている。素直で天真爛漫な人柄を感じさせる文章で、楽しく読めた。☆32016/03/27
アコ
16
日本人男性と結婚した韓国人女性が日韓の違いや日本にはない韓国文化を綴るエッセイ。テレビでも報道される熾烈な大学受験の実態が興味深かった。韓国は小中高の受験がなく日本以上の学歴社会だからこそ家族も必死になって泣くほどの一大イベントだそうな。あとは兵役。多くの人が大学2年生で行くというのも初めて知った。文体は粗雑な部分もあるけど(そりゃ母国語じゃないものね、とわかりつつ)コミカルさがあって読みやすい。ブログっぽいかも。2019/07/13
みるこ
1
建前のないストレートさがおもしろかった。直情的というか。仲良さそうで何よりです。2014/03/02
絵具巻
0
文京区立真砂図書館で借りました。2013/12/04
loro
0
日韓の国際結婚エッセイ本はいくつか読んだけど、どれも日本人嫁が嫁ぐ物。中身には韓国人男性のストレートな愛情表現に惚れ、といった感じで3分の1くらいはノロケが入っていたりするのが定番。 この本の場合は韓国人嫁の書いた、日本語エッセイ本であるから非常に新鮮。 現実的な思想を持って、破壊力のある言葉で綴る社会派国際ギャグ?エッセイという感じ。すこぶる面白かったです。2013/09/23