内容説明
うまれてきた理由(わけ)おしえてくれる?「キミには、だれもしらない力があるよ」。“だいじなはこ”を持って進む、くるまくん。なかには一体、何が入っているのでしょう?
著者等紹介
益田ミリ[マスダミリ]
1969年大阪生まれ。イラストレーター。作を担当した絵本『はやくはやくっていわないで』(ミシマ社)で第58回産経児童出版文化賞(産経新聞社賞)を受賞
平澤一平[ヒラサワイッペイ]
1967年秋田生まれ。イラストレーター。中央美術学園卒業。東京ガスカレンダーコンペグランプリ受賞。第9回イラストレーション誌チョイス大賞にて大賞受賞。TIS第1回公募大賞受賞。本や広告の挿画・装画、カタログ、プロモーションビデオのイラストレーションなど幅広く活躍。半立体の木彫りの作品が多い。絵を担当した絵本『はやくはやくっていわないで』(ミシマ社)で第58回産経児童出版文化賞(産経新聞社賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
36
絵本。奥が深い!小さい子よりも大人の方が、意味合いを深く味わえるかも?ひとりひとりが大切な存在だというメッセージが、伝わってきます。益田ミリさんが関わっておられるんですね!知りませんでした。2016/01/05
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
30
「はやくはやくっていわないで」と同じ作者。簡単なように見えて、実は奥深い内容。自分が持っている箱は、誰かのまねではなく、自分だけの物。自分の可能性を信じて・・・の願いをこめて。2年生以上に。2015/02/19
Kawai Hideki
24
対象年齢0歳〜100歳だそうで。確かに普遍的なテーマ。「たったひとりでここまできたよ」と思ったら、いきなり「なにしにきたの」と問いかけられ、畳み掛けるように「坂道は登れるのか」「デコボコ道は走れるのか」と問い詰められ不安に陥る。「そんなのわからない。はじめてだもの」がその答え。その代わり、自分には「だいじなはこ」がある。ここにくる前もらってきていて、それが自分を動かしている。お互いの「はこ」の事、教えあっていきましょう、というメッセージ。赤ちゃんよりは大人向けかな〜。ややお腹いっぱい。2013/10/06
小夜風
23
【図書館】自分の箱に何が入っているかなんて、この歳になってもまだ判らないや。もしかしたら、亡くなるその瞬間まで判らないのかもしれないよ。道は今のところかなりの悪路だけど、いつか穏やかな道になると良いな。2014/12/24
Maiラピ
22
益田ミリさんは絵を担当されなかったんですね。もしももしもはこに何も入ってなかったら。。。ってブラックなことを考えてしまいました。ダメダメ!w2011/11/29