街場の教育論

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903908106
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

学びの扉を開く「合言葉」。それは……?

「先生、教えてください!」


教育には、親も文科省もメディアも要らない!?
教師は首尾一貫していてはいけない!?

――日本の教育が「こんなふう」になったのは、われわれ全員が犯人。

――教壇の上には誰が立っていても構わない。

――学校はどの時代であれ一度として正しく機能したことなんかない。

――「他者とコラボレーションする能力」の涵養こそ喫緊の課題。

学校、教師、親、仕事、宗教……
あらゆる教育のとらえ方がまるで変わります!!

はっと驚く、感動の11講義!

全国の先生方 必読です!!

◎全国書店員の声
間違いなく今年、一番面白かった本です。
(紀伊國屋書店本町店 百々典孝)

内田先生「祈り」の書か? 次に開かれたい人、必読。
(ブックファースト自由が丘店 広野陽子)

「成熟は葛藤を通じて果たされる」。この一文が一番頭の中をかけめぐっています。
(旭屋書店 柴田夕希子)

どうにも大変な思いをしていらっしゃる教育関係者のみなさまが読まれたら、きっと勇気づけられるのではないでしょうか。
(ジュンク堂書店大阪本店 杉澤敦子)

関西在住なら絶対変装して講義聴きに行ってます、まじで。
(紀伊国屋書店新宿本店 池田飛鳥)

内容説明

「他者とコラボレーションする能力」の涵養こそ喫緊の課題。学校、教師、親、仕事、宗教…あらゆる教育のとらえ方がまるで変わる、驚愕・感動の11講義。

目次

第1講 教育論の落とし穴
第2講 教育はビジネスではない
第3講 キャンパスとメンター
第4章 「学位工場」とアクレディテーション
第5講 コミュニケーションの教育
第6講 葛藤させる人
第7講 踊れ、踊り続けよ
第8講 「いじめ」の構造
第9講 反キャリア教育論
第10講 国語教育はどうあるべきか
第11講 宗教教育は可能か

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。東京大学仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

120
「街場シリーズ」の4作目。タイトル通りの教育論だ。筆者の主張は、ここでもきわめて首尾一貫している。すなわち、「教育はビジネスではない」の一点に尽きるとも言える。「個性を尊重する教育」と言えば、一見正論であるかのように聞こえるが、その実は個的消費を煽るために過ぎなかったりする―筆者特有の切れ味の良さだ。グローバル教育やキャリア教育―これらも、ちょっと見には魅力的に映る。しかして、その実態は…。なお、教員は基本的には反権力というのは、たしかにそうあるべきだろう。文部科学省の顔色を窺っているようではだめなのだ。2013/08/07

朝日堂

27
「学び」というのは自分には理解できない「高み」にいる人に呼び寄せられて、その人がしている「ゲーム」に巻き込まれるというかたちで進行する。この「巻き込まれ」が成就するためには、自分の手持ちの価値判断の「ものさし」ではその価値を考量できないものがあるということを認めねばならない。自分のものさしを抱え込んでいる限り、限界を超えることはできない。知識や技術は身につくかもしれない。けれどもそれでは、鳥瞰的視座に「テイクオフ」できない。「学び」とは「離陸」することである。そして教えの基本は「述べて作らず」にあるのだ。2013/07/11

まさひろ

24
内田樹6冊目。 色々と納得。2018/08/23

tokko

23
「街場シリーズ」の「教育論」、教育に携わる身として、また内田先生の1ファンとして読まなければならない本だとは思っていたけれど読むのが怖かった。グローバリズム(ビシネスマインド)を教育(学校)に持ち込んだことによる変化、単純な論理を採択することの恐ろしさ、このあたりの考え方は内田先生の他書にも散見する。印象に残ったのは国語の音感を育てることと、思いというのは言葉があることによって初めて実感できるものだということ。人によって印象に残る部分は異なるだろうが、いろんな人にオススメしたい本です。2017/01/01

koji

20
11年ぶり再読。2019年も大学入学共通テストの英語民間試験導入見送り等様々な教育問題がありました。教育現場の混乱は続いています。発刊当時は第一次安倍政権で教育再生が謳われ改革熱が盛り上がった時で、内田先生も日本辺境論がベストセラーになる直前で勢いがあり、今読んでも滑らかにグイグイ持論を展開する心地よさは感じます。唯どうも引っ掛かる所も目につきます。その正体は何か。提示する言葉の定義の曖昧さ(典型はグローバリズムの濫用)です。それでふと考えると、何が批判され何をすべきかわからなくなりました。惜しい本でした2019/11/30

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