内容説明
「三大戦争」は、いずれも伏見の地がその前哨戦となり、変わり行く社会の橋渡しを担った。様々な歴史資料にもとづいて、時代の転換点で戦場となった伏見の歴史に光をあて、その時折の時代背景を描きながら、検証していく。
目次
第1部 承久の乱と城南宮・鳥羽離宮(鳥羽離宮;鴨川が竹田街道付近に流れていた;「平家物語」と平清盛 ほか)
第2部 関ヶ原の合戦と伏見城攻防(伏見の城;天下人、秀吉;身分の固定 ほか)
第3部 鳥羽・伏見の戦いと戊辰戦争(伏見の酒;戊辰戦争の前哨戦;パリ万博 ほか)
付 伏見のその後(伏見の近代化と鉄道開通;陸軍第十六師団;軍の街から市民の街へ)
著者等紹介
中川正照[ナカガワマサテル]
1942年京都市伏見区生まれ。橋本製作所入社、その後、労働組合の結成に参加。労働学校入学。京都市職員。兄、故中川信義(大阪市立大学名誉教授)の指導の下に地域で社会科学研究会を発足。京都市職員労働組合建設支部副支部長など歴任、地域住民運動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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