内容説明
1食だけの提供で3食分を請求しても違法ではない!?しかも公費が使われてきた!?認知症の母親の強い意を受けて、ただひとり京都市と厚労省に訴え続け、ついに制度是正を実現した希有な記録が本になりました。
目次
第1部 物語のはじまり―介護、その闇の中で見えた光(身を削る多忙の中で;「介護してあげてるんやから」…;母の認知症がすすみ、介護の私は追いつめられて;男性介護者を支援する会との出会い ほか)
第2部 行政をただす―ショートステイの食費是正てんまつ記(食べてへんのに払うんか;市長さんに手紙出そ;待てゆうて、お上はそんなもんや;やっと返事は来たけれど ほか)
著者等紹介
林あきゑ[ハヤシアキエ]
1917年(大正6年)岐阜県羽島郡小熊村(現羽島市小熊町)に生まれる。昭和3年、京都市上京区に奉公に上がり、京せんべい店で働く。結婚後、今で言うパートの仕事をこなしながら、二女二男を育てる
林政廣[ハヤシマサヒロ]
1948年(昭和23年)京都市に生まれる。京都教育大学教育学部卒業、京都市で中学校教諭として勤め、平成21年に定年退職。平成5年より障害のある青少年の余暇活動支援の取り組みを始め、卓球チームと、パン・そば打ち教室を現在も主宰している。男性介護者を支援する会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 「中流」という階級