内容説明
啄木没後100年に思いを込めて読み解く。『一握の砂』に明日が見える。著者が「一握の砂」に出会って半世紀。共鳴し、励まされてきたこの歌集にこめられた啄木の遺志を探りました。
目次
1 『一握の砂』への誘い
2 私の中の『一握の砂』
3 『一握の砂』の歌のそれぞれ(啄木の中の啄木―我を愛する歌;啄木の中の故郷―煙一、煙二;啄木の中の『明星』―秋風のこころよさに;啄木の中の友―忘れがたき人人一、忘れがたき人人二;新しき明日の来るを信じて―手套を脱ぐ時)
4 『一握の砂』に込めた啄木のメッセージ(『仕事のあと』から『一握の砂』へ;『一握の砂』の歌と成り立ち;『一握の砂』に込めた啄木のメッセージ)
5 現代に生きる啄木そして私たちの未来に
著者等紹介
山田昇[ヤマダノボル]
京都府舞鶴市にて1949年4月30日に誕生する。日本住宅公団(現独立行政法人都市再生機構)に1969年4月1日就職。住宅・都市整備公団(現独立行政法人都市再生機構)労働組合本部書記長、住宅・都市整備公団労働組合大阪支部長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。