内容説明
衛生動物学の進歩45年間の集大成。第1集を編纂した佐々学氏の生誕100年に合わせ、30名以上のエキスパートが執筆。
目次
衛生動物学の進歩(1971年から2015年)
日本における蚊の分布と発生源
ヒトスジシマカにおけるチクングニアウイルスの動向
なぜハマダラカがマラリアを媒介できるのか?
蚊の行動研究における最近の展開
疾病媒介蚊対策における殺虫剤開発の最近の動向
世界リンパ系フィラリア症対策におけるベクターの役割
衛生害虫としてのハエ類
日本のアブ―その分類と分布そして生態と防除
ユスリカ研究の近年の動向と今後の課題 水環境における環境指標生物としてのユスリカ類〔ほか〕