内容説明
宗教離れが進むいま、僧侶は葬儀にどう向き合えばいいのか。釈尊以来の葬送儀礼の歴史をたどることにより、今後の仏教と真宗葬儀のありようを探る。
目次
序章 直葬と葬式仏教
第1章 インド仏教における葬送儀礼と追善思想の興起(葬送儀礼の始まり;初期仏教教団における死者儀礼 ほか)
第2章 中国仏教における追善思想の発展と葬送儀礼(『灌頂経』の影響;『盂蘭盆経』の影響 ほか)
第3章 日本仏教における追善思想の受容と展開(仏教伝来と葬送・追善儀礼;日本的追善思想と各宗葬送儀礼の成立)
第4章 今後の葬送儀礼と仏教伝道の方向性(葬送儀礼の歴史から読み取れること;今後へ向けて)
著者等紹介
北塔光昇[キタズカミツノリ]
1949年生まれ。龍谷大学大学院修了。現在、北海道旭川市正光寺住職。浄土真宗本願寺派勧学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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