内容説明
「先天性胆道閉鎖症」いのちの27年―、’09年6月3日、私は余命1年と宣告された。母は「来年の私の誕生日、由佳はもうおらんのか」と言った。だから私は母の誕生日の翌日にライブをすることに決めた。
目次
序章 緊急搬送
第1章 普通という幸せ
第2章 再びの東京
第3章 未来への扉
第4章 終わりなんかに、させない
終章 手紙―未来の由佳へ
著者等紹介
小林由佳[コバヤシユカ]
1983年1月19日、奈良生まれ。生後間もなく、1万人に1人発症する難病「先天性胆道閉鎖症」と診断され、手術をし、一命を取り止める。幾度もの入院、手術を乗り越え、2009年2月、10曲入りのアルバム「ALIVE」を全国発売。道が開けてきた矢先の6月、肝臓移植手術を受けるため検査入院をするが、そこで余命1年と宣告される。12月28日の朝日新聞で、余命日を超えたライブ開催が記事になり、日本中から多くの応援の声が届く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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