- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > ミュージシャンの本
内容説明
一九七〇年。ぼくは一七歳から一八歳になった。一九七〇年、四月一〇日。ポール・マッカートニーは、ビートルズから脱退することを表明した。ちょうどその頃―ぼくは矢沢永吉と出会った。
目次
横浜/川崎
リーゼント夜明け前
『キャロル』夜明け前
永ちゃんの『キャロル』、ぼくたちの『キャロル』
夜が明けて、ぼくたちは別々の道へ向かった
燃え尽きたとき、『キャロル』は最高になった
著者等紹介
ジョニー大倉[ジョニーオオクラ]
1952年神奈川県生まれ。革ジャンにリーゼント、ロックンロールで一世を風靡した「キャロル」(72~75年)の中心メンバー。ボーカル&ギター、主に作詞を担当した。『ファンキー・モンキー・ベイビー』等の名曲で日本語によるロックンロールを確立。キャロル解散後、ミュージシャンとしてソロ活動をするとともに、俳優としても非凡な才能を発揮。82年、『遠雷』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。『戦場のメリークリスマス』(83年)、『チ・ン・ピ・ラ』(84年)など数々のヒット作に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
13
矢沢の貪欲なまでの上昇志向と、著者の下降指向。同じ夢に向かってスタートしたはずなのに、その微妙な一念の違いが、矢沢の成功とメンバーとの断絶を生み出す。2019/10/14
KJ
4
伝説のバンド、キャロルは矢沢永吉のイメージが強いが、片方だけ(成り上がり)読んでたのではわからないものですね。当然、お互いに誇張もあるのでしょうが、初めてジョニー大倉側の著作を読んだ気がします。キャロルファン、矢沢永吉ファンは必読です。ジョニー大倉の歌詞のイメージが理解できた気がします。2015/09/03
AM
4
ジョニー大倉によるキャロル時代を中心とした回想記。繊細でアーティスティックなキャラクターがよくわかります。2014/12/23
Toy
1
ジョニー大倉は優しい人だったんだなと思った。それだけに晩年は残念。永ちゃんの「成り上がり」と違うところもあるけど、比べてどっちが正しいとか考えても仕方ないと思うので、面白く読んだ。