内容説明
「災難は、素直に受け入れるがよろしい」大不条理時代を生き抜くために、良寛が残した四十の名言。
目次
棄てて生きた先の幸せに気づく―謳っても、眠っても、私は私
無欲でありたいと願う潔さ―いい風を期待しなさんな
閑居のすべてが“清貧”にあらず―どうして歳月を無駄に過ごせようか
「なぜ私だけが…」の思いを棄てる―災難は素直に受け入れるがよろしい
分かち合えば、皆が生きられる―なぜ、豊かな人は貧しい人を助けないのか?
苦にあってこそ楽を知る―厳冬に身を置いたればこそ、春陽を迎える歓びは大きい
今日を今日のために全力で生きる―夢中になって手毬をついてごらんなさい
幸せに執着するのも欲である―完璧を望みなさんな
欲は必要最小限に抑える―欲望にどこで手を打つか、己の心に一線を引いてみる
溜めすぎず一線を引く―米も薪も、暮らせる分だけあればいい〔ほか〕
著者等紹介
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年(昭和25年)、広島県呉市生まれ。拓殖大学卒業。作家。人間社会を鋭くとらえた観察眼と切れ味のよい語り口には定評がある。日本空手道「昇空館」館長。浄土真宗本願寺派僧侶。保護司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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