内容説明
忌まわしい過去と現実に真正面から向き合い、自分の未来のために闘う。知ってもらうだけでいい、性暴力被害者たちの魂の記録。
目次
特別寄稿 ひとには、悪を浄化するチカラがある(小林美佳)
ジェンナー―肉体は犯されても、私の魂までは犯せない。
ジョナサン―自分で行動すれば、状況は変えられる。
ケリー―あの事件から影響をうけた自分が、好き。
シーナ―私たちには、生きるべき残りの人生がある。
タミー―人は苦しみによって強くなれる。
アルトゥーロ―俺には、クリアしなきゃいけない課題がある。
ティーノ―心の回復の道のりは平坦じゃない。
アカヤ―虐待した父と、向き合う。
アーロン/エミリー/ジーン―私たちの世代で、変えていく。
特別寄稿 価値ある声:性暴力被害者からのプレゼント
心の回復と希望を与える書・映画
著者等紹介
リーマン,キャロライン[リーマン,キャロライン][Lehman,Carolyn]
マサチューセッツ美術大学とカリフォルニア大学バークレー校で学位を取得後、シモンズ・カレッジで児童文学の修士を取得。児童向け、大人向けの文学作品を執筆すると同時に、カリフォルニア州のフンボルト州立大学で教鞭をとる。20年間にわたって、性犯罪被害のトラウマと克服をテーマにした執筆と講演を行なう。性虐待をテーマにした小説『Promise Not to Tell』は、児童文学賞のクリストファー賞を受賞した
小西敦子[コニシアツコ]
出版社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。