出版社内容情報
レオナルド・ダ・ヴィンチが肌身離さず持ち歩き、様々なテーマについて書き記したノートから言葉を紹介。芸術、科学、人生についての「知のヒント」が得られる1冊。
内容説明
レオナルドの言葉を読むことは、彼の目を通し、彼の見ていたように世界を見ることでもあります。それによって、人間の知性がいかに大きな可能性を秘めているか、ということもわかるに違いありません。芸術、科学、人生について、レオナルド・ダ・ヴィンチが「知のヒント」を与えてくれる。
目次
芸術
科学
人生
著者等紹介
夏目大[ナツメダイ]
1966年大阪府生まれ。翻訳家、フリーライター。翻訳学校「フェロー・アカデミー」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
63
1452年イタリア生まれの天才。「モナリザ」や「最後の晩餐」などの絵画が有名だが科学、建築、音楽、発明、哲学などありとあらゆる分野でその才能を発揮している。本書は多くの図版と大きなフォントでの名言で構成され読みやすく楽しめ、含蓄深い。「チャンスは前髪しかない」みたいな聞いたことのある名言も多く、ダ・ヴィンチの言葉だったのかと知る。芸術・科学・人生についてまとめられており、なかでも絵の描き方はその道の人にはとても役立つと思う。彼は観察力に優れ一瞬でとらえたものを正確に記録することが研究だった。2017/01/11
フユコ
8
光について書いてあるのがとても為になった。というか、しっかりと観察した故の結論で、何でも人任せにせず、自分ももっと貪欲に色んなことに目を向けないといけないと思った。2010/10/08
siori
3
観察すること目で見ることそして考える。光を感じ空気を見てものを書く、本の中からダヴィンチの生きていた姿勢を感じる。2014/06/12
静電気質
3
芸術と科学は純粋な観察によって本質の追求する行為と、ダ・ヴィンチが考えていたことがよくわかり、また、気付かされた気持ちになった。宗教的かあるいは禅問答のような話の飛躍があり読みにくい場面もあるが、たまに、とても印象的な言葉もある。読んで良かったと思う。2014/01/06
りんふぁ
2
天才ってこういう人か、と。言葉に圧倒される。2020/12/03