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内容説明
たった3秒で、心電図を理解する。意識を変える事で、いままで見えなかったものが見えてくる。自分の視線と視点を意識すること、これが時代に合った新しい心電図の読み方。
目次
第1章 はじめに―心電図を3ステップで読んでみよう
第2章 自分の視線と視点を意識してみる
第3章 1stステップ―第2誘導を左から右に見るとき
第4章 2ndステップ―QRS波を上から下に見る
第5章 ラスト・ステップ―患者の症状に合わせてST部分・T波を上から下に見る
第6章 練習問題
著者等紹介
山下武志[ヤマシタタケシ]
1986年東京大学医学部卒業。1994年大阪大学医学部第二薬理学講座。1998年東京大学医学部循環器内科助手。2000年財団法人心臓血管研究所第三研究部長。2006年同研究本部長・常務理事(現職)。日本内科学会内科認定医、日本循環器学会認定専門医、日本心電学会(評議員)、日本不整脈学会(理事)。日本心電学会木村栄一賞、日本循環器学会Young Investigator’s Awards、世界心電学会Young Investigator’s Awards受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dr.Pooh
3
タイトルが狙いすぎの感はあるけど,じっさい会場でもよく売れていた。2010/04/15
紅茶豆
2
山下先生の発表は立ち見が出るくらい人気とのこと。そんな先生が書いた一冊です。視点、視線のやり方を教えてくれるので、漠然と心電図を見るよりもいいのではと思います。山下先生の書かれた心筋細胞の電気生理学という本も読んでみたいです。必ずしも循環器疾患の全てが電気生理学で語ることはできないとは思いますが、主な疾患の発症機序は知っておきたいです。2012/10/22
K K
1
心電図の登竜門的参考書。救急現場にて心電図の診断や画像の読影などは、医師の経験値の差が如実に出る場面であり、また患者から目を離す必要がある時間のため、ここを出来るだけ短くするのが理想である。そう考えると、異常か否か、妥協できる心電図か否か、を判断するという観点においては3秒という時間は理想的である。筆者も「あくまで心電図が得意としている、不整脈の診断目的に読むとするならば、3秒で十分」としている。現代ではCTやシンチなど心機能の判断ツールは多岐に渡る。検査には得手不得手があり、適切な棲み分けが必要である。2020/03/21
まにまに
1
よく評判を聞く本だったので読んでみた。普段は教科書通りの読み方をしていたので、検診でも結構な時間がかかり大変でした。そしてST-T変化の意義がわからず、なんどもいろんな教科書を読んでは患者の病態と併せて、、、作者が指摘するように、心電図が患者の症状より先行するのは本末転倒であると、確かにそうだなと思いました。 そして読んだ後にはもう少し効率よく心電図を読めるようになりそうだという気になります。明日からの診療にも役立てていきたいです。2020/03/14
あわわ
1
再読。明瞭でわかりやすく、分かった気になれた。2017/01/31
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