内容説明
中小企業経営者に贈る、父から子へ伝える、継続3つの秘訣。あなたの会社も老舗になれる!!京都老舗のご当主に直接聞いた!!
目次
第1章 古きものと、新しきものが融合する町、京都
第2章 企業継続の秘訣1―残すべきもの、変えるべきものを明確に区分する
第3章 企業継続の秘訣2―将来のビジョンを経営者が示し、その達成のために必要な人材を自ら育てる
第4章 企業継続の秘訣3―売り手よし、買い手よし、世間もっとよし
第5章 「京都の老舗」と呼ばれるには
第6章 京都老舗のご当主座談会
著者等紹介
林勇作[ハヤシユウサク]
中小企業診断士/MBA(経営管理修士)。株式会社センチュリークリエイティブ代表取締役。1965年生まれ。同志社大学商学部卒業後、京都老舗の会計事務所ひろせ税理士法人に24年勤務。2013年に株式会社センチュリークリエイティブを設立独立開業。京都100年企業セミナー、京都100年企業研究会、国内・外からの老舗訪問ツアーなどを企画、運営。また同時に女性起業家支援のため、京都市伏見区竹田に女性起業家専用シェアオフィスを立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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メタボン
9
☆☆☆ 残すもの変えるものを明確に分ける、将来のビジョンを経営者が示しその達成のために必要な人材を自ら育てる、売り手よし買い手よし世間もっとよし。老舗企業を老舗企業たらしめている3つの秘訣にもとづいて、企業経営の本質を語っている。一見さんお断りの理由もなるほどと感心した。常連さんを大切に思う、おもてなしをきちんとする、リスクヘッジ。2014/12/05
けんとまん1007
8
老舗・・いい響きの言葉。老舗になるには、それなりの理由がある。帯にある3つの秘訣は、なるほどなあ~と思った。100年以上続くというのは、何代にもわたってということで、そこが大きなポイント。人が変わる、価値観が変わる、世の中が変わる、自分がいて相手がいて世の中がある。そこを見失うと、続くわけがない。バブル的に一時的にはということはある。が、続かない。それはここ10年を考えてもそうだ。面白いなあ~と思ったのは、京都の「一見さんお断り」の意味と、そのバックボーン。この考え方は、いろんなところで活かせそうだ。2014/09/30