出版社内容情報
疑うだけのゴシップの時間は終わった。ディオバン事件を悪者にしないための臨床研究リテラシー。
内容説明
疑うだけのゴシップの時間は終わった。日本の臨床研究が世界的な信頼を失いつつある今、その回復のために求められるのは、型通りの非難や弾劾ではないだろう。すべては患者のために…新しい情報吟味の時代を生きる研究者・臨床家・製薬企業の人々が前向きになる、そして、二度とディオバン事件を起こさせないためのメッセージ。
目次
第1章 spin東スポ化する論文たち
第2章 ディオバン事件の背景にあるもの
第3章 spinを見破るための論文吟味
第4章 ランダム化比較試験は最強か?
第5章 ディオバン事件を起こさない国づくり
第6章 ディオバン事件を起こさない人づくり
著者等紹介
山崎力[ヤマザキツトム]
1985年東京大学医学部医学科卒業。虎の門病院循環器センター内科レジデント、東京大学医学部附属病院第三内科助手、東京大学保健管理センター講師、東京大学大学院医学系研究科薬剤疫学講座客員助教授、東京大学大学院医学系研究科クリニカルバイオインフォマティクス研究ユニット特任教授、東京大学大学院医学系研究科臨床疫学システム講座特任教授を経て、東京大学医学部附属病院臨床研究支援センター教授(センター長)および東京大学医学部附属病院検診部部長。日本循環器病予防会理事。日本高血圧学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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