内容説明
工学部で学ぶ応用数学の基礎を簡潔にわかりやすく解説。学ぶ側の視点から書き記しているので、わかりにくいところほど詳細に説明。例題も豊富で、証明もきちんと行っており、それでいて非常にコンパクトにまとまっています。アッという間に1つの分野を読み終えることができ、他書にはないスピード感が味わえます。学部生の独習書、院試対策に向けた総復習の参考書として最適。
目次
第1章 行列
第2章 ベクトル解析
第3章 常微分方程式
第4章 複素関数論
第5章 フーリエ解析
第6章 ラプラス変換
付録A 微分積分学のまとめとその応用
著者等紹介
千葉逸人[チバハヤト]
1982年福岡県生まれ。現在、京都大学大学院情報学研究科(数理工学専攻)在学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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デコボコ
3
思い出したいことはだいたい載っていて、しかし詳しすぎず、まとまりの良さに軽く感動しました2018/07/17
時田桜
1
これを読んだことで、工学部での数学はまあできると言ってもいいんだろうと。読みやすいし、必要なことが書いてあるし、いい参考書。2021/07/21
こずえ
0
うんことビールが大好きツイッタラーの千葉先生の本。 工学部で使う数学が網羅的に書いてあるので復習の際に役立つのでは。学部1~4年生に幅広くおすすめ
Józef Klemens Piłsudski
0
大学では複素解析や微分方程式、ラプラス変換などを正規の授業でやらなかったので、理工系が1,2年でやるような数学を広くわかりやすくカバーしてくれるのはありがたい。ただ、練習問題がないので、問題を解かないと身につかないタイプの人は注意。自分は練習問題の多いクライツィグの理工系のための数学シリーズもやった。2017/08/18
四葩ましろん♪
0
広く薄く試験対策に工学系数学を学ぶ本。焦ったときの復習用2012/09/16