感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ががが
5
文法用語を軸にした英文法書といった感じで、レファレンスではなく、通読を前提に書かれている。確かに用語のための用語となっている英文法用語もあるが、「漢字からだいたいのイメージで理解している」「形式ではなく意味から考える」といったことが英文法に関してあらぬ誤解を生んでいるようだ。用語の字面から考えると訳が分からなくなるので、定義に立ち返るというのが肝要だが、用語の使われ方が学者や説によって異なるというのが中高生の英文法理解に弊害を起こしている原因とも言える。2023/05/29
れると
2
通読できる英文法用語集。正直にいっていまいちでした。読み物として。でも、記述はわかりやすいし、読みやすかったし、日頃、文法用語の森で迷子になっている大学受験生にとっては、いい道案内となるような参考書かもしれない(ただ、わかりやすいといっても、用語がたくさん出てくるので、用語アレルギーが強すぎると、逆に読み通すのは辛いかも)。ほかには将来、高校などの英語の先生になりたいと思っている人(大学1、2年生くらいの人)にとっても、現場に出て経験を積む前に予習として読んでおいても損はない本かもしれない。→2015/04/13
kuroarizuka
0
黄リー教を読んだ流れで文法に関する知識を整理するイメージで久しぶりに再読。ちゃんと読むと「文型とは動詞の種類を区別するための用語である」ということがちゃんと書いてあるんだけど覚えていなかった。どうして覚えていなかったかといえば、準動詞にも文型(動詞型)があって、これを意識することが英文読解に役に立つということがきちんと理解できていなかったんだろうな。2022/05/24