交通犯罪―悲しみの先に見えた「家族の光」

小沢 克則/小沢 樹里【著】

リベルタ出版（2013/07発売）

• サイズ B6判／ページ数 254p／高さ 20cm
• 商品コード 9784903724386
• NDC分類 681.3
• Cコード C0036

内容説明

悪質な飲酒運転の暴走車に父母を殺された夫婦が、重い障害を負わされた弟妹とともに、「飲酒運転をした者」「させた者」を３つの刑事裁判で徹底追及。事件の悲しみと裁判の５年間を乗り越えた先に見えた「家族の光」。「飲酒運転をさせない環境づくり」に奮闘した一家の涙と感動の物語！

目次

第１章　暗転の日々（あの日から；「事故」なんかじゃない、これは犯罪だ；裁判に向けて）
第２章　酒類提供の罪を問う（第一裁判（飲食店主が問われた、全国初の酒類提供罪での裁判）
いま、飲食店主に思うこと）
第３章　悪質な交通犯罪を問う（第二裁判（運転手が問われた、危険運転致死傷罪での裁判）
初めての控訴審）
第４章　交通犯罪幇助の罪を問う（新たな道をつくる；第三裁判（同乗者ふたりが問われた、全国初の危険運転致死傷幇助罪での裁判員裁判））
第５章　その先に見えた「家族の光」（家族の山あり谷あり；飲酒運転をさせない社会へ）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひとまろ]

あぁ～これは交通事故ではなく交通犯罪なんだ。 そう思わせる内容です。 飲酒運転撲滅のためにも法改正でどんどん 厳しくすべきだ。

2017/06/11