内容説明
04年、07年と短期間に2度も大震災に見舞われた新潟県…その被災者たちの生の声を聞きつつ、人々とコミュニティが遭遇した体験を再構成。地域コミュニティ、ボランティア、ジェンダー、市民活動等の視角から捉え返す「人と人のつながり」は、東日本大震災被災地の復旧・復興にも貴重な示唆を与える。
目次
序章 震災経験の継承
第1章 被災集落再生への歩み
第2章 災害とジェンダー―変わらない役割/超える試み
第3章 被災生活と地域のつながり―2つのアンケート調査から
第4章 防災コミュニティの可能性
第5章 経験をつなぐ―東日本大震災と新潟
終章 「つながり」の再生
著者等紹介
松井克浩[マツイカツヒロ]
1961年新潟県生まれ。宮城県女川町に育つ。1991年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、新潟大学人文学部教授(社会学理論・災害社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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