内容説明
INS、キャプテン、テレポート…「官」主導で進められたプロジェクトはなぜ失敗し、インターネットだけがなぜ成功したのか?放送・通信の融合が進むなか、衛星放送、ハイビジョン、ケーブルテレビ、CSデジタル、衛星ラジオなど、激変する放送の明日を問う。
目次
第1部 技術環境の激変に揺れる「放送」(予想上回り普及したNHK衛星放送;波乱に満ちたハイビジョンの道のり;放送・通信の融合に揺れるケーブルテレビ ほか)
第2部 ニューメディアの蹉跌とインターネットの台頭(ニューメディアの蹉跌;インターネットはなぜ成功したのか)
第3部 ニューメディア思惑外れの理由―識者に聞く(技術優先で受容の見込めない取り組みは失敗(氏家斉一郎)
産業と文化が分離しない新しいモデルを(重延浩)
官製プロジェクトから規制緩和への転換(中村伊知哉) ほか)
著者等紹介
川本裕司[カワモトヒロシ]
1959年大阪府生まれ。1981年京都大教育学部卒。同年朝日新聞社入社。学芸部、社会部記者、企画報道部次長、総合研究本部メディア研究担当部長などを経て、2006年から編集委員。放送、通信、新聞をはじめとしたメディア全般を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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