内容説明
環境浄化技術のプロフェッショナルが語る知られざる微生物の世界！微生物集団を利用して資源・エネルギーの消費を抑え、環境悪化を食い止める。
目次
第１部 自然界の微生物がもつ環境浄化力を再評価する（微生物の自然界での役割は何か；微生物の利用：水の浄化（下水・廃水の処理）
微生物の利用：悪臭処理、堆肥化、土壌汚染処理、その他
環境中の微生物を使いこなす）
第２部 環境中の微生物の科学と微生物研究の新展開（微生物とはどういう生き物か；ＤＮＡに着目した微生物研究の新展開）
第３部 環境中の微生物のパワーのさらなる活用と生態系の保全（科学の実力はどの程度か；環境中の微生物のパワーのさらなる活用；自然のもつ浄化力・生態系の保全と遺伝子組換え技術）
著者等紹介
金川貴博［カナガワタカヒロ］
１９５１年兵庫県加古川市生まれ。１９７７年京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻修士課程修了。通産省微生物工業技術研究所廃水処理研究室研究員、通産省生命工学工業技術研究所複合微生物研究室長、東京工業大学大学院教授、（独）産業技術総合研究所複合微生物研究グループ長などを経て、２００６年から京都学園大学バイオ環境学部教授。２０１０年４月～２０１２年３月バイオ環境学部長ならびに大学院バイオ環境研究科長。この間、日本水環境学会理事、日本微生物生態学会評議員、日本生物工学会英文誌編集委員、におい・かおり環境学会誌編集委員などを務めた。農学博士（京都大学）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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