報道記者の原点 - 記者入門ガイド

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903722504
  • NDC分類 070.16
  • Cコード C2000

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゐわむらなつき

6
この春から地元局で何も分からないまま報道記者になったので、勉強のために読んだ。新聞記者とは違う点も多々あるが、ニュースをいかに伝えるかというところでは共通するものが多いだろう。会社でも先輩記者から言われる、人間関係を如何に構築するか、顔なじみをどれだけ作れるか、というのは大いに参考にしたい。事実ではなく真実を追い求めるという姿勢には心打たれるものがある。せっかく報道に配属されたのだから、ジャーナリストの道を苦悩とともに究めていきたい。2015/04/15

Naho Sotome

3
積読本だったのだが、ようやく手に取りぱらぱらと。「まず指摘しておきたいのは、記者などマスメディアにかかわる人間は『偉くもなんともない』ということです。あなたが記者になったのは、あなたがなりたかったからであり、誰かに『なってくれ』と頼まれたわけでも、選挙で選ばれたわけでもありません。資格があるわけでもありません。あなたが勝手になったのです。影響力は、あなたにあるのではなく、ニュースにあるのです」。2015/10/15

中嶋 太志

1
記者は、事実を集め真実を追求し客観的に報道する。記者には、取材力と原稿力が必要で、前者はニュース発掘と裏付けが求められる。ニュース発掘には、取材相手や情報通と関係を築き本音や真実を引き出すことが重要。不快感を抱かせないよう接触タイミングや場所を選び熱心に足繁く通い詰め、ギブアンドテイクで貢献し、礼節をわきまえ誠実に対応することが大切。裏付けには、公開情報を調べ仮説を立てた上でキーパーソンにあたり丹念に事実とキーワードを拾っていく。原稿は、反対意見も収集し、慣用句や同じ表現を避け、スピード重視で書き上げる。2023/08/12

牛タン

1
内容:報道記者の仕事を経験談を交えて語る。ニュースの価値判断基準、報道倫理的な話、取材の際の立ち回り方、情報源の重要性、発掘力・裏付け力・原稿力、現場取材・当局(警察や検察)取材など。 感想:一言でいえば、報道記者の心構えを説いた本と言えるだろうか。内容的には面白かったが、話が体系的にまとまっておらず、雑然としていて読みづらかった。2017/01/16

Kanako ONO

1
記者という仕事について調べる必要があって買った本ですが、ものすごく面白かった!記者を目指す人にはもちろん、「なかなか答えてくれない人を相手にしての取材」というくだりはコミュニケーション論でもあるし、サスペンスやミステリーを書きたい人にも貴重な資料になるでしょう(著者のお若い頃の体験談も満載なので)。2016/11/14

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