内容説明
「ホテル運営に、特別な能力やとび抜けた努力なんていらない。当たり前のことを当たり前に一つずつ根気よく続けていくだけでいいんです。残念ながらその当たり前のこと、つまりいまやグローバル・スタンダードになっているホテルマネジメント手法が日本にはまだ浸透していないし実践されていない。私はそれを伝えたい」シェフ、そしてホテリエとしてアメリカで成功し、日本でホテルマネジメントの変革に奔走している飯島幸親は、いま横浜ベイシェラトンホテル&タワーズでホテル運営のグローバル・スタンダードを落とし込み、世界と張り合えるリーダー、ホテリエの育成に邁進している。本書は、日本とアメリカ双方の長所を理解している飯島が同ホテルに導入している数々のホテルマネジメント手法をドキュメンタリータッチで紹介するノンフィクションであり、ホテル運営の教科書である。
目次
第1章 航跡―フットステップ(サンディエゴ;サラリーマン人生を嫌う ほか)
第2章 警鐘―アラーム(日本のホテルマンの今後を危惧する;四谷の高層マンション ほか)
第3章 挑戦―チャレンジ(変革のスタートは、過去の尊重から;スタッフ全員の名前を覚える!? ほか)
第4章 変化―トランスフォーメーション(ウーロン茶と駐車料金;ボトムアップ型ホテル運営の成果(エンパワーメント) ほか)
対談 グローバルホテルマネジメントを日本に根付かせるためにしなければならないこと
著者等紹介
近藤寛和[コンドウヒロカズ]
1967年生まれ。法政大学経営学部卒業。1992年(株)オータパブリケイションズ入社。販売部、企画・マーケティング室、『週刊ホテルレストラン』編集部を経て、ホスピタリティ業界人を応援する「ホテリエ事業部」を発足。書籍、雑誌、セミナー、イベント、ウェブ、メルマガなどのメディアを駆使してホテル業界の活性化に取り組む。ホテリエ事業部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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RYU
iqo720
海老庵