目次
闘病から終幕へ
私のなかの歴史
ラジオ話芸に向けた芸の軌跡
日高晤郎さん出演の主な映画
略年表
著者等紹介
川島博行[カワシマヒロユキ]
1959年、北海道余市町生まれ。音更、名寄、苫小牧、函館、札幌で高校時代までを過ごし、東北大学法学部を卒業後、北海道新聞社に入社。本社社会部や留萌、苫小牧、美唄、小樽、釧路、本別での勤務を経て、本社運動部、文化部、編集委員、紙面審査委員で2019年3月末に定年退職。現在はフリーのライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋 眉雄
23
最大の収穫は、今まで一切語られることのなかった夫人の存在と、そのインタビュー。『あんな人、いないですよ。だから、みんな忘れたい。』あとはだいたい想像通りの一冊でした。イイ意味で。2020/06/03
ワッツ
10
特に晤郎さんの死に様は衝撃的で残念だけど話芸人を見事に貫いた一生だったと思う。2015年に道新に連載していた晤郎さんの半生は、読めなかった日もあったので全て掲載していて嬉しかった。あと、晤郎さんを支えてきた人たちへのインタビュー。こういう本が読みたかった。死人に口なしというわけでもないが、あの毒舌に大して支援者の思う所を実際読めたのが良い。皆結構はっきり言っていて晤郎ファンらしい。だが、本当に想像以上に愛された人だったと思った。掲載写真を見ると晤郎さんの笑顔が本当に素敵だ。笑顔がとても似合う人であった。2020/05/08
SAT(M)
9
北海道で少しでもラジオを聞く習慣があれば、大抵の人が知っている、という話し手、日高晤郎。7割に嫌われても3割に好かれればいいというスタンスで、道理に合わない事柄には正面から斬りかかる、でもCM前にそれを笑いにする(ここが重要)という他に類を見ない話術が特徴的で、地元でラジオを聞いていた頃を思い出しながら読みました。病で立てなくなるまで生放送を続け、放送後に倒れてその数日後亡くなるという最期には、ただただ凄味を感じるばかり。敵を作ってでも生半可な仕事はしないという姿勢、見習いたい(角が立たない程度に‥)。2020/08/23
北の 青空
5
笑顔が良いんだよな。ファンという名だけでは言い表せない応援者達の異口同音な言葉に納得させられる。 芯の晤郎さんを良くも悪くも支援してたからこその思い。 まさに、フォーエバー。2020/05/09
八雲
4
やっと読み終えました。 もったいなくて中々読めないでいた。 「話芸人・日高晤郞」の物語。 厳しいことをストレートに言うけれども、その中には優しさがあって話しているんだろうなぁとあの笑顔を見るとそう思った。 良い笑顔だったもんなぁ。 元気もらえてました。 吉川のりおさんのところでは泣けた。 晤郞さん、ありがとうございました。 2022/10/15
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