内容説明
人にはもって生まれた天賦の才“資質”と訓練によって身につく能力“才能”によって、いかような道も歩けることを知って欲しい。
目次
第1部 営業の資質と才能(縁に出会える資質、縁を育てる才能;仕事に就けるのは資質、それを天職にできるのは才能;なにを考えるかは資質、どう行動するかは才能;運に気づくかは資質、運をつかめるかは才能;好かれるのは資質、愛されるのは才能 ほか)
第2部 営業の意味(イエスかノーか;営業を創造する;目標を設定する;なにを見ているか;人間力とはなにか ほか)
著者等紹介
中村信仁[ナカムラシンジ]
1966(昭和41)年2月生れ。株式会社アイスブレイク代表取締役。ラジオパーソナリティー。新卒で外資系出版会社ブリタニカに入社。4年間の在職中、すべてのコンテストに入賞。現在は企業家、講演家、ラジオ話芸人、執筆家として活動。営業プロデュース実績先はパソナキャリア、アクサ生命、ソニー生命、住友生命、エネサンスグループ、郵便局グループなど多数。また、全国で活躍する各業界、各業種の営業人たちを組織した勉強会「永業塾」を全国9ケ所(札幌、仙台、福島、東京、名古屋、大阪、福岡、熊本、宮崎)にて開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べっち
4
42015/12/13
Yuya N
1
勉強になることが色々書かれてあり、また読みたい。 クロージングの大切さ じっくり待つ。早く芽を摘まない。 紹介の重要性 どんな人に会いたいのか明確に伝えること 自分「に」紹介でなく、自分「を」紹介して欲しいと依頼する。 言霊、生きた言葉 今日という日は、昨日亡くなった方が、生きたいと願った明日。踏み外したところにも道はある。諦めるな。2022/02/28
藤山 博史
1
◉営業の資質とは言葉の奥行を聞き取る力◉資質=本来持っているもの、才能=訓練によって得られた能力◉資質は才能によって開花させる◉小さな勝利のために大きな徳を捨てるな◉自分の考えを正しい行動に転嫁できる人こそ、才能に溢れている人◉徳を積むことの意味◉明日を熱く語れる人に運が運ばれる◉昨日の借金を返済するためにお金は貸さない、明日への投資にはお金を出す◉動けば評価されて、好きか嫌いになる◉聞け、話すな◉それは高くない、顧客は相応の価値があると言ってほしいだけ◉クロージングとはイエスかノーの確認作業◉粋⇄野暮2019/10/17
ぢょにぃ
0
営業を資質と才能の観点から書かれていました。結論は、営業の仕事をしている全員が、その仕事に向いているということ。ただ、それに気づき、結果が出るまで諦めないことが成功の道だということです。当たり前に感じることばかりでしたが、営業で結果を残している著者の言葉だからこそ心に響きました。特に『少し損する位が丁度いい』は、先日読んだ本にも全く同じことが書かれていました。成幸している人の本質は常に変わらないのです。内容をどれだけ正確に読み取れるかは、読者の感性に掛かっています。これからも感性を磨き上げたいと思います。2016/10/07
ウィル
0
この本は営業よりも大きな枠で学ぶことができた本だった。帯に人は天賦の才「資質」と訓練により身につく「才能」によってどんな道にも進めるとあった。その上で一章では何が資質で何が才能なのかを学ぶことができる。特にプレゼンが資質でクロージングが才能なのが印象的だった。そして二章では営業のことや人間の内面の話があった。営業とはお客様の問題解決のお手伝いをするものである。その上で如何なる困難にも直面しても目的を放棄しないのが大切である。営業をこれからする若い人には特に読んでもらいたい本である。2016/02/08