内容説明
親たちは子どものがん闘病と死をどのように受けとめ、対処してきたのか。そのリアルな経験を当事者の視点から明らかにし、親を支えるための援助についてソーシャルワークの視点から検討する。
目次
第1章 小児がんで子どもを亡くした親の経験
第2章 悲嘆に関する先行研究
第3章 質的研究法による調査設計
第4章 子どもの闘病と死をめぐる親の主観的経験―子どもとの絆の再構築プロセス
第5章 母親と父親の違い
第6章 絆の再構築を支える援助
第7章 援助実践にむけての展望と課題
著者等紹介
三輪久美子[ミワクミコ]
神戸海星女子学院大学英文学科卒業。早稲田大学社会科学部卒業。日本女子大学大学院人間社会研究科博士課程修了。博士(社会福祉学)。現在、日本女子大学人間社会学部非常勤講師、洗足こども短期大学非常勤講師、NPO法人グリーフケア・サポートプラザ理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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