内容説明
障害児のいる家族がぶつかる問題を、きょうだいたちのライフステージを軸に整理し、困難への対処法や、ひとりで抱え込まない方法を提案する。本そのものが、セルフヘルプの役目を果たせるようにという思いで書かれた、「きょうだいたち」による「きょうだいたち」のための本。
目次
1 家族の混乱が子どもに与える影響
2 言葉にならない「思い」―乳幼児期のきょうだいたちへ
3 自分と家族との関係への目覚め―学齢期のきょうだいたちへ
4 自分の生活と、親と障害児者の暮らしと―青年期・成人期のきょうだいたちへ
5 きょうだい支援の今後の展望
資料編 紙上セルフヘルプ―きょうだい関係について思うこと
著者等紹介
吉川かおり[ヨシカワカオリ]
1965年生まれ。明星大学人文学部人間社会学科准教授。東京学芸大学大学院(修士課程)教育学研究科障害児教育学専攻修了。東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。愛知みずほ大学専任講師、東洋大学専任講師・助教授を経て、2005年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 美術手帳