シュリヴィジャヤの謎―海のシルクロードの要

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 215,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903623047

内容説明

マレー半島の海洋貿易帝国・室利仏逝とは?唐の高僧義浄が海路インドに向かう途中立ち寄った室利仏逝が、スマトラのパレンバンとする通説を覆した、著者30年の労作。ビジネスマンであり経済学者である著者が、東西貿易の歴史に新たな照明を投げかける。

目次

第1部 マレー半島の旅―シュリヴィジャヤの跡を求めて(マレーシア―ブジャン渓谷ヒンドゥー・仏教遺跡見学記;南タイ旅行記;ソンクラから再びブジャン渓谷へ)
第2部 シュリヴィジャヤ考(古代の東西交易について;室利仏逝について;中国への朝貢を行った国々の変遷;マレー半島横断通商路の推移;三仏斉について)
補論 ランカスカ考(『梁書』における狼牙須と盤盤の存在;ランカスカの再登場)

著者等紹介

鈴木峻[スズキタカシ]
1938年8月5日生まれ、満州国・牡丹江市。1962年東京大学経済学部経済学科卒業、住友金属工業株式会社入社。以後、シンガポール事務所次長、海外事業部長、タイ・スチールパイプ株式会社(出向)取締役社長、鹿島製鉄所副所長、(株)日本総合研究所出向、理事・アジア研究センター所長を経て、1997年神戸大学大学院兼経済学部教授。2001年東洋大学経済学部教授、2004年定年退職。茨城大学人文学部非常勤講師、東京大学農学部非常勤講師。立命館大学客員教授。経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品