内容説明
2011年3月下旬、福島の原発警戒区域からトムさんのもとへ一匹の犬がやってきた。かみつくし、真夜中には遠吠えするし、とても飼えたものじゃない。でも小さな奇跡がいくつも起こって、やがてトムさんはラースと心を通わせていく。ラースのような動物たちが飼い主とともに福島に帰れる日が一日も早く来ますように…。東日本大震災の被災者への想いをこめて、ブラザートムが実話をそのまま絵本にしました。
著者等紹介
ブラザートム[ブラザートム]
1956年ハワイ州マウイ島生まれ。明るく個性的なキャラクターで、ミュージシャン、俳優、MCとして映画、舞台、TV等で活躍。2010年に初の絵本『月からおちたモモンガ』(SDP刊)を上梓。全国で絵本の読み聞かせ活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海(カイ)
10
この本はずっと読みたいと思っていたので、見つけた瞬間、すぐ手に取った!神保町古本まつりで購入!ブラザートムさんが出会った福島からきた犬の話。 トムさん、『かわいくない』って言い過ぎです(笑)。 飼い主に名前を聞いて、ラースと分かった時の『グヘッ!ヘンな 名前!』には爆笑しました!この本の絵、色がカラフルで好きだなぁ(*^^*)2013/11/02
退院した雨巫女。
9
《図書館‐新刊》福島で、出逢った迷い犬。飼い主は、まだまだ飼える状況ではない。別れが延びてよかった。2012/09/26
うさぴょん
2
福島にはラースのように家族と、離れ離れになってしまった 犬や猫動物たちがたくさんいるんだよね。2012/09/15
みんにゃりん
1
うーーん。2012/07/28
ごん
0
ブラザートムさんの絵本。 ことばはぶっきらぼうだけど、とてもあたたかい。
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