内容説明
SDP編集部がセレクトした8著者の「果実」にまつわる作品を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らん
5
果物を漢字で書くと素敵だと知った。 芥川龍之介『蜜柑』、と有島武郎『一房の葡萄』がいいと思った。 梶井基次郎『檸檬』は前半の暗い部分が好き。 宮沢賢治は方言がきつくてちょっと読みづらい。2018/10/31
Minami
2
短編集、いいですね。「檸檬」は昔から変わらずすきだなぁ。芥川龍之介の「蜜柑」も良かった。それぞれの果実の旬の頃に再読したいです。ただ装丁がちょっと…笑 カバーかけたくなる…2013/05/25
井戸端アンジェリか
2
檸檬を読みたいな~と探していたらコレと梶井基次郎があって、手軽さで選んでしまいました。果実の話を集めた短編集。「檸檬」ではレモンの色と形・手触りが浮かんでくるようでした。 「杏の若葉」が好き2012/07/28
ゆづき
1
「檸檬」が読みたくて家を探していたらこれを見つけたので一読。2021/10/31
ぎゅう
1
果実にまつわる文豪たちの短編オムニバス。どれも心にじわっと染みる、果物のように傷つきやすく、柔らかく、優しいものがたり。2015/11/06