群像社ライブラリー<br> 駐露全権公使 榎本武揚〈下〉

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駐露全権公使 榎本武揚〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784903619828
  • NDC分類 983
  • Cコード C0397

内容説明

帝都ペテルブルグで思いのほかロシア皇帝に気に入られ他国の外交官もうらやむほどの厚遇を受けていた榎本武揚であったが、西郷隆盛の思惑を受けて随行員に加わっている足利書記官の単独行動には不安がつのる。領土交渉が大きな進展をみせて千島列島を含めた条約締結に向かう一方で、ロシアとの外交を日本政府内の主導権争いに利用しようとする暗躍が榎本の足元に影をおとしてくる。榎本の身を案じる若いロシア人将校は我が身を賭して友人を救うべく行動を開始するが…。外交という異文化間の権謀術数を血の通った人間のドラマとして描くサハリン在住作家の意欲作。

著者等紹介

カリキンスキイ,ヴャチェスラフ[カリキンスキイ,ヴャチェスラフ] [Каликинский,Вячеслав]
1951年にカザフスタンのセミパラチンスクで生まれ、セミパラチンスク教育大学文学部を卒業後、軍務を経て地元の新聞社に勤務。1980年代に故郷を出てサハリンの新聞社に移り、2004年からは作家活動に入る。サハリンに居住した実在のロシア人を主人公にした歴史サスペンス『軍団兵』を2012年に発表、その執筆の過程で知った榎本武揚の「数奇な運命に感銘」して『アンバサダー―引き裂かれた島』(邦訳本書)を書きあげた。サハリン在住

藤田葵[フジタアオイ]
1982年兵庫県生まれ。東京大学文学部歴史文化学科日本史学専修課程卒、同大学院総合文化研究科国際社会科学専攻国際関係論コース修了。修士(教養)。大学、大学院時代に日露・日ソ関係史を専攻。大学院修了後、コンサルティング企業を経て、現在は農業人材育成企業の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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コカブ

3
下巻では、交渉が本格化するとともに、榎本の随行員はひそかに工作を行うなど、ややサスペンスめいた展開を見せてくる。そしてもう1人の主人公であるベルグは、榎本への友情から榎本を助けようと奔走する…。/榎本武揚はロシアからの帰路を陸路で帰ってきていて、それを描いた本人の回想録「シベリア日記」を読んだことがある。シベリア日記は陸路のスタートから記述してあり、いわば補完関係にある話としてこの小説を読んだ。脚色や創作も含まれているだろうが、この時代に移動して外国と交渉することの大変さを何となく感じることができた。2019/05/01

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