目次
現代文明の「喉に刺さった骨」
トルストイの主要な人格的要素―その生物学的かつ社会史的確認
レーニンの鏡に映ったトルストイ
トルストイの家庭騒動
「私の思想はすべて…」
トルストイとテイヤール・ド・シャルダンの人間現象論
アルザマスの恐怖―または失われた不死性を求めて
トルストイの演劇と創造的芸術の問題
なぜ作者は『戦争と平和』を「饒舌なたわごと」と呼んだのか
芸術家としてのトルストイ―またはなぜ作者は『アンナ・カレーニナ』を「忌まわしいもの」と呼んだのか
古巣への回帰
私たちはどこへ漂って行くのか―「精神的エスペラント」か、プーシキンか
著者等紹介
スーシコフ,ボリス・フィリッポヴィチ[スーシコフ,ボリスフィリッポヴィチ] [Сушков,Борис Ф.]
1940年、ロシアのリベツク州生まれ。1957年から俳優として劇団に所属し、20代から演劇批評を始める。ソ連時代末期から一貫して在野の文芸評論家、演劇評論家としてロシア文化の実像に切り込む批評を続け、1997年にはトルストイ文学賞を受賞。2015年没
糸川紘一[イトカワコウイチ]
1941年、茨城県生まれ。群馬工業高等専門学校教授、新潟産業大学教授を務め、現在は同大名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件