目次
第1章 子どもの豊かな言葉体験(言葉の世界へ;耳からの言葉体験 ほか)
第2章 生活体験を豊かにするということ(テレビの言葉は機械語;読書はまず五感を使う体験から ほか)
第3章 みごとな言葉に出会う体験(『にほんご』の試み;安野光雅さんとの出会い ほか)
第4章 絵本を選ぶということ(絵本は言葉のよろこび;絵本に込められた作り手の思い『ももたろう』 ほか)
著者等紹介
松居直[マツイタダシ]
1926年京都市生まれ。1951年同志社大学法学部を卒業後、福音館書店創業に参画。1956年、月刊物語絵本『こどものとも』創刊。編集長として赤羽末吉、長新太など多くの絵本作家を発掘し、世に送り出す。編集部長、社長、会長を歴任し、現在福音館書店相談役。NPOブックスタート会長。大阪国際児童文学館特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
60
どんな絵本がいいのか絵本を読むとはどのようなことなのか松居氏を読んでなんとなくわかってきた。2歳までのこどもにテレビを見せてはいけない。こどもの言葉や感覚を壊してしますからという。もちろん採用。北原白秋は読んでみようとおもう。2018/04/21
Humbaba
4
子どもは大人の使っている言葉を認識し、その世界を広げていく。そのため、周囲の人間が使用する言葉により同じ年令であっても語彙は大きく異る。語彙が多いというのは単に大人びたことが言えるというだけでなく、世界を自分にとってわかりやすい形で認識できるということでもある。2014/01/18
kazu_tea
3
松居直さんの講演録。松井さんが言葉について、とても深く考えていらっしゃるということが伝わってきました。そして、作家さん方との出会いのエピソードも興味深かったです。 子供に絵本を読み語りすることの大切さを改めて感じました。2014/03/20
sasa
3
絵本の大切さは大人になってからの方がわかると思います。2013/06/03
いまちゃん
2
福音館書店の編集部長・社長・会長を歴任された松居さんの講演録です。絵本は自分で読む本じゃなく、人に読んでもらう本って言うのは超同意します。大人でも、読み聞かせきくと楽しいんですよね~。少し驚いたのは、日本って絵本先進国だったのね。面白い良い絵本を作るってことでフランスで講演できるレベルだったとは…。2013/09/03
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