目次
1 市電の道
2 バスの道 カニ歩き
3 虫喰いの京
4 舟の道 西高瀬川
5 常のまち
著者等紹介
大島明[オオシマアキラ]
1948京都市右京区西院生まれ。1967京都府立桂高等学校卒業。1967‐1971京都府警察職員。1972立命館大学文学部(二部)卒業。1972‐1973日本運送株式会社々員。1973‐2009大阪府立高等学校教員(社会科地理等)。2009‐2014立命館大学教職支援嘱託講師。2016立命館大学大学院(地理学専修)入学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田中峰和
2
60年代末以降の京都の街並み・景観の変化をみせる写真集。1章「市電の道」では市電の走る街並みが紹介される。路面電車はクルマ社会に馴染まず74年に全線廃止となった。都会でも広島などには残っているのに、景観を大切にするはずの古都から市電が一掃されたのはいまだに不思議だ。さらに景観を無視した都市開発に挙げられるのが、穴だらけになった街並み。クルマという虫が入れ替わり立ち代わり出し入れされる穴(駐車場)。虫喰いの街となって久しいが、下京区などの中心部はコインパーキングだらけ。ホテル建設ラッシュはコロナで終了した。2020/07/19
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