粉飾の「ヒーロー」、堀江貴文―彼がいまだにわかっていないこと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903538044
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0036

目次

序章 「ヒーロー」の帰還
第1章 ライブドアショック
第2章 信用取引
第3章 企業買収
第4章 ホリエモンフィーバー
第5章 弁護団結成
第6章 集団訴訟のノウハウ
第7章 提訴
第8章 原告連絡会
第9章 結審
第10章 判決

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ペイ

2
被害者の怨念本。 この中にもあったけど、ライブドアの他に「IHI」「ビックカメラ」とか色々粉飾決算してたのよね。最近ではオリンパスに東芝ですね。更にパナマ文書ではJAL、電通とかも脱税とアホらしくなりますな。 堀江氏へメッセージを突き付けたいのであればこんな本を書いて油を売るのではなく巨悪に対して立向かって勝利する以外にないと思うので勇敢な弁護士先生たちには今後のご活躍を期待します。2016/11/02

乾良人(カムイ)

2
ライブドア事件は有価証券報告書に虚偽記載したことにより、被害を受けた株主が原告となり、ライブドア等に対して民事裁判を提起した事件です。本書は、この事件における裁判の経緯を詳細に記したものです。株で損害を被ったのは、あくまで個人の「自己責任」だとの理由で、その当時、泣き寝入りした個人投資家が多数を占めました。しかしながら、本書を読み進めてみると、堀江サイドに詐欺的な動機が秘められていたこと。それらを白日の下に晒すのが本書の目的といえます。本書によれば、堀江は今に至っても被害にあった株主に謝罪もないようです。2014/02/18

田中峰和

1
ライブドア被害弁護団と被害者の記録が中心のため、やたらと堀江氏に対する人格攻撃が鼻につく。正直なところ、「ライブドアの公表する情報に虚偽の記載があり、それにより不当な損失を被った。」として訴訟を行なう理屈は通用するし、実行すべきだろうが、「貯金のうち100万円のつもりを株価の上がり具合をみて全額500万円を注ぎ込んだ」とか「占い師がいいというのでライブドア株を買った」といった噴飯物の事例がかなり載っており、こんな人たちが株式市場に存在するのかと驚くと同時にその欲の深さに同情することは難しい。2014/04/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7974661
  • ご注意事項

最近チェックした商品