内容説明
本書は、身近かな存在である電波について、その正体に迫り、電波の本質を理解する手助けとなる入門書として記述されたもので、主として電波の物理的性質に焦点が当てられています。数式類は説明に欠かせないもののみを本文中に記載し、極力注として各節の最後に収めました。また、直感的に説明内容が把握できるように、図面類を数多く取り入れてあります。
目次
第1章 電波とは
第2章 電波はどのように伝わるか
第3章 電波の放射と受信
第4章 電波は物体に当たるとどのように散乱するか
第5章 電波は金属や水中では強く減衰する
第6章 エネルギーを担う電波の利用
著者等紹介
中司浩生[ナカツカコウキ]
広島県出身。1960年~1990年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了後、三菱電機(株)に勤務、工学博士。1990年~2003年広島工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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