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内容説明
攻防の舞台の機能と進化。聖書に登場する都市、万里の長城、イングランドのモット・アンド・ベイリー城塞、フランスのシャトー、十字軍の城塞、ロシアのクリェームリ、日本の城、インドの城郭、北アメリカの要塞…。古代から20世紀初頭にいたる150の“城”を取り上げ、平面図・配置図で詳しく解説。
目次
第1部 古代(古代近東;古代ヨーロッパ)
第2部 西洋中世の城塞(ブリテン諸国の前期中世城塞、1066~1200年;ブリテン諸国の後期中世城塞、1200~1500年;フランスの中世城塞)
第3部 中世・近世の東方の城塞(イスラムと十字軍の城塞;ロシアのクリェームリ;インドの城郭)
第4部 東アジアの城(中国の城壁;日本の城)
第5部 近世・近代の要塞(火薬への対応;北アメリカの植民地要;18世紀の火砲要塞;近代の海軍要塞;環状配置された多角形)
著者等紹介
スティーヴンソン,チャールズ[スティーヴンソン,チャールズ][Stephenson,Charles]
歴史家・作家
中島智章[ナカシマトモアキ]
1970年福岡市生まれ。1993年東京大学工学部建築学科卒業。2001年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。工学院大学建築学部建築デザイン学科准教授。博士(工学)
村田綾子[ムラタアヤコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
252
著者のチャールズ・スティーヴンソンは歴史家・作家で、軍事関連のものを主なフィールドとしているようだ。見開きのカラーページはモン・サン・ミッシェルである。修道院のイメージを持っていたが、確かに堅固な城そのものである。イングランドとの戦争の中で重要な位置を占めていたようだ。かつて頻繁に攻撃を受けたが、ついに陥落することはなかった。本書では古代から近代にいたる城をビジュアルに、また相応に詳細に紹介する。主に軍事的見地に立っているようで、したがって美しい城(例えばシャンボール城やセゴビア城など)は関心の外に⇒2025/03/21
R
2
イラスト満載で想像力を掻き立てられる。ヨーロッパの城を直で見てみたいと思った。2024/01/07
田中AD
2
イギリスの古代を見て、まるで日本の古代だと感じた、それくら似てた、 時代も同じだからそうなのだろう。世界の書くだけあって世界中の城があって面白い、残念なのがイラストばかりなのに高いこと。2018/05/30
とんび
1
詳細なイラストで解説してあって、ゲームの攻略情報のマップ見て楽しむ的な楽しみ方ができた。 これ読んだ後は、ディズニープリンセスの背景の城を見て「ここで弓で射かけて敵を皆殺しだな!」とか思ってしまうのが欠点(笑)2018/09/07