内容説明
日本人は、何を、どのように食べてきたのか。明治・大正・昭和―伝承者数600人の食の記憶。食素材、食法、食の民俗世界をフィールドワークから初めて紡ぐ。約300項目、図版400点以上の読み・楽しむ事典。「食物・食法」「食とその関連民俗」「素材の獲得と調整」索引付。
目次
1 食素材とその獲得(栽培;採集; ほか)
2 調整・加工・調理(形状調整・調理;味つけ・調味料)
3 加工・保存(乾燥;凍化;発酵;塩蔵ほか;貯蔵)
4 嗜好品と間食
5 食とその関連民俗(食と信仰;人生儀礼と食;年中行事と食)
著者等紹介
野本寛一[ノモトカンイチ]
1937年静岡県生まれ。國學院大學文学部卒業。文学博士(筑波大学)。近畿大学名誉教授。柳田國男記念伊那民俗学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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