評伝 梶井基次郎―視ること、それはもうなにかなのだ

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評伝 梶井基次郎―視ること、それはもうなにかなのだ

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  • サイズ A5判/ページ数 464p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784903500300
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0090

内容説明

31歳という短い生涯で『檸檬』をはじめとする数々の傑作短編を残し、いまも表現者に大きな影響を与える不世出の作家。その独自の感覚世界と人生に著者が25年の歳月をかけ全貌に迫る。

目次

第1部(同人たち;城のある町;レモン:「瀬山の話」;幻視者;「青空」創刊)
第2部(大学生活;行き悩む創作;青春賦;それぞれの道;「ある心の風景」;「新潮」への誘い;二重の自我;大正末)
第3部(「冬の日」;「冬の日」の評価;闇と光;湯ヶ島;三好との友情;素材;白日のなかの闇;同人誌仲間;昭和三年)
第4部(上京;帰阪;社会への関心;「根の深いもの」;移転;昭和五年秋)
第5部(『檸檬』;『檸檬』の反響;「のんきな患者」;終焉)

著者等紹介

柏倉康夫[カシワクラヤスオ]
1939年東京生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。NHK解説主幹、京都大学大学院文学研究科教授を経て、放送大学教授副学長・附属図書館長。現在同大学名誉教授。京都大学文学博士。フランス共和国国家功労勲章シュヴァリエを叙勲(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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もぽ

1
先日読んだ「檸檬」、好きな作品はあれど、何か消化不良感というか、もう少し理解したいと考えて評伝を手にした。基次郎の生い立ちから同人「青空」の創立、結核による療養、そして死までを、作品の時期と対照して細かく追っており、基次郎がどのような状況下で創作していたのかが知れてよかった。2020/02/27

うお

0
参考2014/12/15

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