神戸芸術工科大学レクチャーブックス<br> 内藤礼〈母型〉

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神戸芸術工科大学レクチャーブックス
内藤礼〈母型〉

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  • サイズ A5判/ページ数 104p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784903500218
  • NDC分類 710
  • Cコード C0071

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

donut

5
内藤礼に詩人の中村鐵太郎がインタビューするという形式で行われた講義の記録。水滴や水たまりといった日常的なものを初めて出会うように見ることができるかという話や、空間の中にあるものやそこで起きている出来事に徐々に気づいていく体験の価値といった話などは、実際に豊島美術館を訪れた際に強く感じたことだった。作品をコントロールしようとするのではなく、日常の中の聖なるものに「気づき」それを取り出すという「自己を表現することではないアート」を目指す姿勢は興味深い。これが作品として成立するのかというドキドキが重要なのだとか2019/09/21

みめい

1
内藤さんの作品が好きでいくつかは実際に観に行ったりしていて、作品の置かれる環境をとても大切にしているひとだと思っていた。アートを自己表現だと思っていない、気づきの断片を差し出したい。それらの発言のおかげで、時間差ではあるけれど今まで観た作品への理解が少し深まった気がする。わたしは美術に詳しくないし、的外れに観ているんじゃないかといつも不安になる。だから、そこに作品があると気が付かなかったことさえもひとつの鑑賞体験であり、自分はそうなれないからうらやましいという内藤さんの言葉にも励まされた。2023/05/08

よもぎ

1
内藤礼さんの作品を見るたび、つくられたもの というより、見つけられたもの、というここちがしていた。その心地のひみつを、この本のなかで教えてもらえた気がする。どこにでもあるような現象を、くり返し見てきたものたちを、いかに初めて出会うように見えるかどうか。そこに在るもの・ことを拾ったり、取り出したりして、返していく。内藤礼さんのアートらしくないアートが いっそう すきになった、「むしろ日常のなかにその聖なるものが重なるようにあるということを知りはじめた」の一文も とても すてき。2022/08/17

邪馬台国

0
透明感と緊張感に満ちた文章から内藤礼という人間が浮き出てくるようだった。これ以上触ってはいけない、という作品の完成への言葉にならない、でも絶対的に信じられる何か。感覚が鋭いというよりは、どこまでもニュートラルでごく普通を維持している感じ。そしてそれは非常に難しい。 何ともちぐはぐな感想になってしまったけれども、二人の‘匂い’がたちこめる良い本だった。他の本も読みたいけれど、入手困難なのが残念……2013/10/27

ユキ

0
まさに「初めて出会うように」、豊島美術館で水滴を見つめた日のことを思い出す。銀の蛇のように走る水。ふかふかの布靴や風の冷たさや、お姉さんの赤いコートなど。2013/05/31

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